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構造体とは?
Go言語の構造体は、複数の異なるデータ型をまとめたものです。オブジェクト指向でいう「クラス」に近いものです。
■例:
type User struct {
Name string
Age int
}
上記の例では、User
という構造体に Name
(文字列)と Age
(整数)という2つのフィールドを定義しています。
構造体の宣言方法
Go言語では、以下のように構造体を宣言します。
type 構造体名 struct {
フィールド名 データ型
...
}
構造体の初期化方法
構造体に初期値を与えるには、様々な方法があります。
方法①:フィールド名を指定
user1 := User{
Name: "山田太郎",
Age: 30,
}
方法②:フィールド順序による指定
user1 := User{"山田太郎", 30}
方法③:ゼロ値による初期化
var user01 User
フィールドへのアクセス方法
構造体のフィールドへアクセスするには.
を使います。
// 初期化
user1 := User{
Name: "山田太郎",
Age: 30,
}
// フィールドへのアクセス
fmt.Println(user1) // "山田太郎"
user1.Price = 2800 // 30
無名構造体
一時的に使用する構造体は、名前をつけずに定義することもできます。
user := struct {
Name string
Age int
}{
Name: "匿名太郎",
Age: 33,
}
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